2019.6.8
牛肉をめぐって
当店は明治6年より、京都市中京区で、すき焼き店、牛肉販売店を営んでおります。私で5代目となります(20年前に4代目他界)。
それからは、いろんなこの国に牛肉にまつわる事件がいろいろありました。
狂牛病(BSE問題)、輸入ストップ、汚染牛事故などです。こうした問題を起こさないよう、現在は、トレーサビリティー(個体識別番号)が一頭一頭につけられており血統、出産地、生産農家など雇歴がわかるようになっております。
先立って当方でトレーサビリティーシールの貼り違えがあり、農林水産省(農水省)に指摘を受け即改善させていただきました。当局の検査結果が出るまでには、だいぶ時間を有しました。
京都府~国(霞が関)の判断待ちにはすごく時間がかかりました。それもそのはず、農水省を含め霞が関の日本官僚には米国ジャパンハンドラーズ(旧GHQ)の存在が影響を与えていると思われます。
時には、指示待ちの場合もあり得る(空席では判断するのに時間がかかり、長引く)のではないでしょうか。あらゆる日本の官庁に影響を及ぼすことができるといわれます。
日本の国民も薄々は感づいていたとは思います。しかし現在、トランプ政権により米国も少し変化してきています。また、欧州も変化してきています。それに続けが日本でもあります。
悪い方向でグローバル変化してはなりません。
まず日本の中にある素晴らしきものに目覚め、優先しながら調整をしなければ、日本の国の良さを保つことができません。
日本国内の不手際、隠蔽、ねつ造、などの悪しきものを悔い改め反省し、良いものを伸ばしていく心構えが必要でしょう。
(老舗すき焼き料理「三嶋亭」店主)
全国商工新聞 1月28日号